先日発売されました、昨今としてはかなり珍しい見た目と部類に入るメガトン級ムサシ。
ガンダムを筆頭としたリアル頭身のロボットが多い中、
颯爽と登場したガチガチマッシブなスーパーロボット。
個人的にはかなり好みな外見故、発表当時から買うかどうかは迷っていました。
迷った理由は第一弾PVで内容が『ガンダムVSっぽいもの』とわかったから。
この見た目と鈍重さで動きは機敏である。
まぁそんなゲームの雰囲気とゲーム自体の面白さがどうなのかは他所に置き。
当ブログでは見た目のカスタマイズに関してのみ触れていきます。
だって私の購入目的がそれなんだもの。
容姿の特異さ
先程も書いたように、特異なのはその容姿。
昨今のトレンドではなく、それこそ一昔前のロボットデザイン。
初報が5年前であることを考えても古い。
アニメで似たものを探せばビッグオーなど、
同じゲーム畑で探せばそれこそ1999年発売のリモートコントロールダンディみたいなものになります。
あとは本当に重苦しくズシンズシン動くようなロボットだったら私の琴線まっしぐらだったのですけどね。
因みにアニメとゲームの出来自体は悪くないです。
最高のハンガー画面
そして初報から5年という歳月は興味を薄れさせるには十分です。
直近にスパロボも発売したため、当初の予定からすれば購入は見送るかかなり後になる予定でした。
しかしPVでカスタマイズ画面を見たとき、購入を決意しました。
このゲームのカスタマイズ画面、カスタマイズする部位を一々クローズアップするのです。
右腕を交換するなら
1.カメラが寄る
2.ハンガーのアームが伸びる
3.重量感のあるパーツを外す
4.排気が起こる
5.パーツを選ぶたびに画面が振動する
6.パーツ選択すると再び重苦しく装着する
というロボットカスタマイズにおける最高のハンガー描写を見せてくれます。
何でこんなに重苦しく描写されてるのに動きは機敏なんでしょうね。
勿論アニメーションは無視できるので操作性が悪いわけではありません。
14機のローグ
こんなカスタマイズが楽しくなるハンガーで弄れる機体は14機。
昨今のゲームからしたら少ないですが、正直この見た目もあり(売り上げ的に)高望みは難しいものです。
勿論多いに越したことはありませんけど。
ただ14機と言ってもいくつかはバリエーション機です。
それを除くと、主人公格の5機 + その他4機の9機といったところ
質感変更
そしてカスタマイズしたロボットは金属感や反射具合を調整できます。
このカスタマイズ項目により一気に『ガンダムブレイカーっぽい』と言われる始末。
実際ゲームの内容もガンダムブレイカーっぽいですけどね。
質感の調整はかなり光るメタリックなものから
つや消しスプレーを吹いたような落ち着いたものまで可能。
ただ色によってはあまり変わらなかったりもします。
致命的な欠点:色
ここまで良いところに触れてきましたが、
以降はこのゲーム最大の欠点とともにパーツの入手法に触れていきましょう。
まず何が欠点かというと、このゲームのカスタマイズは色の変更ができません。
ロボクリゲーとしては致命的です。
ドロップなどで入手するパーツは最初から色が決まっており、
入手後はどんな機能を使っても変更することはできません。
このため強い機体を作っていたら色がチグハグになることはザラです。
別途、一応『色を指定してパーツを作る機能』があります。
ただこれにも欠点があり、見た目のアセンブルだけで使うパーツをホイホイ作るのは難しくなります。
とも、この指定開発は現在の自分のプレイヤーランクに対応するパーツを作成します。
そして開発費はランクが上がる度に上昇します。
つまりゲームを進めれば進めるほどパーツを作りにくくなるというジレンマがあるのです。
その費用たるや同ランクミッションのクリア報酬の約2倍。
ゲームを円滑に進めるか、見た目好きなロボットを作って遊ぶために使うか。
見た目で遊んでSNSで拡散して、って方法を考えるとシステムが上手く合致しません。
ドロップによる色集め
ではドロップによる色集めはできるのかと。
結論から言うと、できなくはないけど厳しい。
まず1ミッションで入手できるパーツが少なく(武器やその他のアイテムもドロップ抽選に含まれるため)
一部の機体は特定のミッションでしか入手できません。
そして機体数が14に色が1機体21あります。
計算すると4*14*21 1176パーツです。
またレアカラーという概念があり、これは殆どドロップしないようです。
一応指定開発が一度でもドロップしたパーツの色が別の部位の開発でも使えるとはいえ
全種集めるのはなかなかに大変です。
また他のパーツ入手方法としては「ランダム開発」と「リサイクル」があります。
ランダム開発は特定の資源と費用を消費してランダムにパーツを入手する方法。
色入手に関してはドロップとほぼ同じ欠点を持ちますね。
ついでに費用はだいたい同ランクミッション1回分ぐらい。
ただこのゲーム、同ランクミッションを楽にクリアできる機体って簡単に作れませんけど。
もう一つのリサイクルは、ダブったパーツを分解して入手した資材を使って、
これまたランダム入手する機能。
色に関する問題点は同じですね。
まとめ:鈍重なロボットは良いぞ
というわけでメガトン級ムサシのカスタマイズは
鈍重そうなロボットを鈍重そうにカスタマイズして鈍重な見た目を作って楽しむ
これにおいては、恐らく似たようなゲームは殆どないでしょう。
後はもう少し色が揃えやすければ文句はないのですけど。