ブランド「Lusterise」より2023年08月30日発売の
「光翼戦姫エクスティアコンチェルト3+4」より4の感想記事になります。
ふたなりが好きなら購入オススメ
主人公:柴島 千秋/エクスティア・アクア
コンチェルト3でも主要人物だったので、プレイ済みの方は既にご存知のキャラ。
物静かで運動も得意でないですが、戦う覚悟は既に固まっているため
戦闘時は物怖じせずに突っ込みます。
この点は快活なキャラなのに覚悟が決まってなかったエクスティア・ソルとは対照的。
因みにコンチェルト3の回想に登録されませんが、
3で変身ムービーを披露するのも戦闘するのもこちらが先。
4度目もありますぞぉ!!
3度あることは4度ある。
まぁ原題でガヌスギルが全作品に出演していたことを考えれば当然かも知れませんが。
コンチェルト4でもガナルギルが続投します。
変身者も同じです。
ただスチルに描かれているのが何故かガヌスギルだったりする。
ひょっとしたら企画段階ではガヌスギルが出ていたのかもしれません。
なおガナルギルも性格と嗜好が既にガヌスギル寄りに染まっているため、
その関係で姿形が変化したとも取れます。立ち絵変わってないですけど。
エッチシーン
して本作のエッチシーンですが、はっきり言ってしまえば「エクスティア」です。
怪人に敗北し、犯され、日常を挟み、再度犯され、犯され、ゲームオーバー。
コンチェルト3のようなシチュエーションとして新しい試みもなく、
シリーズとしての安定感を求めるならオススメなぐらい
変わらない「エクスティア」のエッチシーンです。
変身ヒロインが怪人に嬲られ犯され堕落させれていく様が好きなら大変おすすめ。
シリーズ初の試み
では本作が他と異なる点はどこか。
と言えば、主人公である柴島 千秋そのもの。
彼女、シリーズ初の同性愛者です。
つまりコンチェルト4は変身ヒロインモノの百合ゲーです。
そしてストーリーも最近よくある「百合を(ほぼ)全肯定した世界観」の話ではなく
・柴島 千秋がなぜ同性である大隅 夏音を好きになったのか
・同性愛は忌避されるもの
という2点をしっかり描いた作品です。
因みに個人的な思想としては、
百合は好きなジャンルですが「百合そのもの」は忌避されるものだと思っています。
理由は簡単。
繁殖できないから。
生物的に滅亡に向かう要因になりえるものを全肯定されることはないでしょう?
誰が誰を好きになって、それが同性かどうかなんて本人達の自由にやれと思うのですけどね。
百合ゲーとしての結末
なお柴島 千秋が同性愛者かは一応コンチェルト3の最終局面でポロっと指摘されています。
ただし悪堕ちルート含め、明確に「夏音が好き」と発言してるシーンは恐らくありません。
言外に指摘してる場面はありますが。
そしてこれがコンチェルト3の記事でも指摘した点で、
こういった展開をするので「コンチェルト3の主人公」が「コンチェルト3で煮えきらない」状態を作ってしまっている原因。
反面、本作でちゃんと答えを出しているので、
コンチェルト4単体で見れば大隅 夏音はヒロインですが、
3からの続きモノとしてみると大隅 夏音も主人公をしています。
つまりダブル主人公の作品を分作にしちゃった感じ。
この点は柴島 千秋も3で同じようなことをしていたりする。
ふたなりものとして
同性愛思考の主人公。
同性の二人の変身ヒロイン。
敵の女幹部。
悪堕ちストーリー。
これらの要素が集まると、もうわかりますね?
もうふたなり成分マシマシよ。
本作は悪堕ちルートでのエッチシーンは9つありますが、
最初の2つ以外はすべてふたなりが関わります。
シチュエーションも敵の女幹部のふたなり挿入、
ふたなり化した主人公の自慰、もう一人のヒロインとふたなりセックスなどなど。
しかもルート全体を通して「ふたなりをどう扱うか」が主題になっているため、
シリーズの他作品と違い「ふたなりそのもの」にかなり重きを置いたシナリオになっています。
ただし搾精系がないのでエクスティア3みたいなものを期待している場合は注意。
まとめ:ふたなりと百合ゲー
エクスティアコンチェルト4はルートによって様変わりします。
通常ルートではエッチシーンはいつものエクスティアで、
ストーリーの主題は百合です。
反面悪堕ちルートはふたなりが主題になり、
二人の関係も百合というよりは生殖器的なオスメスの関係です。
故にふたなりと百合が好きなら大変おすすめ。
ふたなりが好きなら絶対買えと言いたい作品。
なおふたなりは通常ルートにも1つあるので、作品全体だと10個。
ついでに日焼け肌のスポーティーなヒロインという要素は
3よりもこちらの方が活かせていたりする。