サークル「シガナイアトリエ」さんより
2021年04月21日発売のデビュー作「-逆恨みセクハラRPG-白の魔女ソール」の製品版感想記事です。
まぁ製品版といっても稀に見る体験版のない作品ですけど。
内容としてはマップの探索がなく、魔女ソールとのバトルを楽しむ作品。
一度ソールにやられた主人公はソールのライバル魔女に助けられ、
そのライバルちゃんに生殺与奪権を握られたため協力することに。
その方法が「ソールのエロい写真売り捌いてお金儲けと能力強化」
戦闘エロありの戦闘システム
戦闘では十字キーでアクション実行、QTEでZボタンを使用するタイプ。
因みにQTEは有効範囲に入る瞬間にかなり速度が落ちるので、縮小していくタイミングで押すとだいたい失敗します。
気持ち遅めに押すのが良い模様。
戦闘は敵味方共に行動を3つ選択し、この打ち合いによって1ターンの有効打が決まります。
自行動はアタック、ガード、セクハラ、オナニーとあり、オナニーはHP回復。
アイコンはじゃんけんのようになっており、それぞれ特徴があります。
ただあまり深く考えなくてもいいです。
何せ私はマニュアルの存在に気づかず、適当にやっても初戦で勝てたほど。
因みにマニュアルの表示方法は戦闘中に「shift」キー。
拘束攻撃は二択
一定確率で相手が転倒するので、転倒したら拘束攻撃が可能。
ただ戦闘中に本番は行えず、咥えさせるか愛撫の二択。
咥えさせるとHPを回復しながら攻撃。
愛撫は相手の絶頂ゲージを貯めていく形。
絶頂ゲージは双方にあり、こちらの絶頂ゲージが貯まると射精し、
数ターン行動できなくなります。
これが結構痛い。
逆に相手が絶頂すると大ダメージとなります。
普通に殴った方が早いとか言ってはいけない。
勝利後のエッチシーン
文章はあまりなく、イラストを上下運動させる簡易アニメーション形式です。
ピストンスピードが変更でき、スピードによってソールの表情が変わります。
体位は5つですが、服装も着衣、下着、全裸(といいつつニーソは残る)の3種あるので、
数としては値段を見ても十分に揃えられています。
個人的にパイズリの事後が一番エロかったと。
体裁的には撮影した写真が見られるギャラリー
ギャラリー兼成長要素。
戦闘での「セクハラ」コマンドや勝利後のエッチシーンが登録されます。
因みに勝利後のエッチシーンは回想のみです。
またギャラリーが埋まると主人公の能力がプラスされます。
設定としてはギャラリーが埋まる = 写真を売り捌いて能力強化しているから。
普通に勝ってしまった。
で、全体の話になるのですけど、ゲーム内容としてはあっさりしていた印象です。
不満があるわけではなく、物足りなさという意味では値段相応のボリュームですが、
全体的にあっさりしていて余韻がないといいますか。
私が思う一番の原因は、恐らく主人公が自己主張しないこと。
主人公は選択肢以外台詞がない形式です。
まぁ選択肢といっても一択しかない場合が多いのですけど。
ゲーム全体の文章部分は軽いノリでネタも交えて面白可笑しく進みますが、
主人公的にはノセられてやってる感じがして積極性が感じられないのですよね。
主人公についてわかっていることは
・盗賊団の長であること
・仲間がソールに殺されたこと
・仇討ちがしたいかどうかは選択肢による
・盗賊団の長のクセに背後がお留守
またエンディングにて、
ソールとライバルちゃんは知り合いであり、割と仲がいいことが発覚します。
この直前に主人公はライバルちゃんの元から脱走しているので、
主人公の関係ないところで話が収束したのも一つの原因か。
戦闘システムに関しても、一度勝利すると以降はわざとやらなければ負けない難易度です。
エッチシーンもイラストとしてはエロいのですが、
文章がないのと演出の関係もありあっさり目です。
特に、中出しをされたからといってその後の展開が一切ないので、
ソール側はエッチな目にあったことに関する悲壮感というのがあまりありません。
※売られたエッチな写真を一般市民に見られている描写自体はある
例えば精液は魔法で掻き出しているとか説明があれば話は違うのですけどね。
あとゲーム中ライバルちゃん以外感情の起伏が薄い。
この辺りの広がりのなさがあっさりだと思う原因ではないかと。
とはいえ値段相応の分量はちゃんとあります。
ご安心。
0% 0% 0% \ドンッ/
あと随所に散りばめられたネタが分かる人には面白い部分です。
勿論セーブデータが消えるようなバグはないのでご安心。