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【戦闘エロ】エリーゼの性女?聖女!な冒険記 感想レビュー

【戦闘エロ】エリーゼの性女?聖女!な冒険記 感想

サークル「Team-weak tail」さんより
2021年02月02日発売の戦闘エロありRPG作品
「エリーゼの性女?聖女!な冒険記」の感想記事になります。

ぶっちゃけ自分の購入動機からして
カテゴリを「戦闘エロ」か「ふたなり」にするか迷いましたがとりあえず戦闘エロです。

あと最初褒めますが後で掌を返します。

【戦闘エロ】エリーゼの性女?聖女!な冒険記 感想

購入動機は戦闘エロとふたなり。
完全に自分の趣味全振りの理由です。

「ふたなりちんぽからMPを吸収する」という
それはもう素晴らしい文言に突撃した次第。

戦闘ではシチュエーションが段階的に変化していき、
TPダメージ、MPダメージ、HPダメージの三段階あります。

最初のダンジョンでは触手が相手となり、
愛撫(TP)、挿入立ち絵(MP)、挿入スチル(HP)といったグラフィック変化があります。

【戦闘エロ】エリーゼの性女?聖女!な冒険記 感想

イラストは特別うまいわけではありません。
胸と下半身にかけてかなり大きく描かれた、作者の趣味を色濃く反映させえた絵柄です。
しかし特段奇形というほどでもなく、程よく性癖を打ち込んだ絵柄と言えます。

驚くのは差分の数で、
先述したように戦闘エロでは立ち絵が段階的に変化し、
一部共通のグラフィックを使いつつ、挿入以降は殆どの場合個別です。

また表情差分、精液グラフィックも多く、
断面図描写に肉棒だけアニメーション、射精アニメーションもあります。

戦闘エロでは様々な立ち絵変化と吹き出しやオノマトペ、
喘ぎボイスも搭載され、見た目はかなりエロいものです。

【戦闘エロ】エリーゼの性女?聖女!な冒険記 感想

購入動機であるふたなりは確りMP吸収してくれます。
最初に愛撫から始まり、ペニスを生やして触手で扱きMP消費、
最終的に触手オナホで搾精に移ります。

しかもこの場合の断面図は触手オナホに扱かれるふたなりペニスとなります。
当然射精描写もあるので戦闘エロ中のふたなり表現はかなり良い部類です。

【戦闘エロ】エリーゼの性女?聖女!な冒険記 感想

総じて戦闘エロの立ち絵描写はかなり良いものです。
ダンジョンが5つあり、それぞれのモンスターも
触手、ニプルファックする触手、ゴブリン、人間、ふたなりとバリエーションがあります。

ニプルファックは人を選ぶかもしれませんが
それぞれが3段階の変化を持っているので立ち絵の総量もかなりの数です。

また戦闘エロ以外にも住民や主人公とのイベントもあり、
全体的なエッチ内容のボリュームは値段以上の価値はあります。

よって、ここまで書いてきた内容に興味を持たれたら、
購入したとしてもその部分は満足できると思います。

そう、こういう書き方をしているのはこれに続く大問題点があるからです。



ゲームの問題は文章。文体文法とにかくそれら全て。
どれぐらいの欠点になるかは人の好みによるので、
あくまで自分の好みの問題は省いて書きます。

【戦闘エロ】エリーゼの性女?聖女!な冒険記 感想

まずヒロインは物凄い説明口調です。
気になって前作の体験版もプレイしてみたのですが、
ヒロインが説明口調なのは作者の趣味か癖のようです。

ただ、モンスターに襲われる緊迫した瞬間に、
状況を事細かに説明する長台詞が入るので緊張感がありません。

【戦闘エロ】エリーゼの性女?聖女!な冒険記 感想

また主人公=プレイヤー式の「喋らない主人公」を採用していますが、
主人公が喋らないだけでヒロインが逐一「こう喋りました」を代弁します。

代弁しないときもありますが、代弁する場面の方が圧倒的に多いです。
これなら別に主人公喋ってもよくないか? と。

因みに前作体験版でも代弁はしていますが、本作よりは少なかったです。

【戦闘エロ】エリーゼの性女?聖女!な冒険記 感想

最大の問題は、ヒロインの説明口調はエロシーンでも発揮されること。
というか説明口調を通り越した何かです、これ。

「相手がどういった魔物なのか」
「相手に何をされたか」
「自分がどういう状況か」
「相手の行為に自分がどう感じているか」
「これから起こりうる状況」

これらを事細かに説明してくれます。
事細かに説明してくれますが、地の文も存在します。
地の文があるなら何故同じ内容を説明するのか…。


【戦闘エロ】エリーゼの性女?聖女!な冒険記 感想

拘束から脱出した時ですらこれです。

例えば調教モノや催眠洗脳などで状況を説明させられるシチュエーションはあります。
そういうのが好きな人ならハマる可能性はあります。
「戦闘中なのに」緊張感はありませんけど。

ただ実況させられるエッチシーンは別に存在します。
そしてこのエッチシーンの文体は「通常時とほぼ変わりません」

【戦闘エロ】エリーゼの性女?聖女!な冒険記 感想

例えばこのセリフをもっと単純に書けば

【エリーゼ】
「そんな、また…!」
一度ならず二度までも、魔物の触手がエリーゼの股間にあてがわれる。

ぐらいでいいはずです。
因みに上記セリフの「オマンコの溝」は隠語設定というシステムで変更可能なのですが、
変わったり変わらなかったり置換される部分がおかしかったりします。

【戦闘エロ】エリーゼの性女?聖女!な冒険記 感想

まぁこんな感じで、戦闘エロ以外のシーンも文体はずっと説明口調です。

文章レベルが高ければそういうものとして受け入れられますが
お世辞にも文体が良いとは言えません。

文法の問題で言えば「開始し始める」って一文もありますしね。



総じて、差分豊富で種類も豊富な立ち絵と、
吹き出しやオノマトペによる演出の入った戦闘エロは非常に良くできています。

しかしそれらを全て台無しにするぐらい文章が良いとは言えません。
寧ろ戦闘エロから文章なくした方が売れるのではないかと思うくらいです。

これらの問題は(サンプルCGでちょっとだけ書いてありますけど)体験版をプレイするとわかるはずです。
はずというのは、何を隠そう私は体験版をプレイしていません。

「ふたなりチンポからMP吸収」という一文だけで突撃しているからです。
こんな奇人・変人でなければ必ず体験版はプレイしましょう。

あとゲームバランスの面で一言、
システム的にエリーゼが強すぎて主人公が何のためにいるのかわかりません。



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