サークル「Nazuna Software」さんより2023年09月08日発売の
「動く!風魔御剣流ふたなりえっちバトル」の感想記事になります。
最初戦闘エロと思ってたけど、
最後までプレイしてみると戦闘エロじゃなかったぜ!
どっちかというと勝利エロ。
ストーリーライン・導入
・主人公は封魔の一族の末子の女の子
・(最終盤まで進めての説明としては)本来は男に継承される力が女に継承されてしまったためのふたなり
・最近色々なところで女性の淫乱化事件が起きてるから封魔術(おちんちん)で解決
・その中で自分のおちんちんと力のことを理解していく(本筋ではない)
エッチシーンの種類
・基本的には戦闘でトドメに使うものと、ストーリー中に挟まるエロイベントの2種
・たまに戦闘後に立ち絵による寸劇あり(回想に登録されるものとされないものがある)
・回想とフリーバトルはメニュー画面からいつでも可能
・エッチシーンはアニメあり
・アニメはLive2D的なものではなく、イラストのシェイクと
腿や尻といった柔らかそうな部分がたゆんたゆんする形式
戦闘システム
・最終的な感覚としてはNot戦闘エロ作品
・戦闘中のエロ技はトドメ技
・トドメ技までは攻撃を回避し続けてTP(多分ちんちんポイント)を溜める形式
・物理と魔法、必中技と状態異常に合わせて行動を選ぶ頭脳戦
以下補足
チュートリアル戦(主人公ではない少年が担当)での説明に
「相手の行動を見て行動を決める」とされますが実際のところ敵の行動は「半固定」です。
更に必中+麻痺攻撃や終盤は開幕1ターンキルやってくる敵が出たりします。
前者はダメージよりも麻痺の防御を優先、後者は装備でHPを上げて対処となります。
ただこのゲーム、ダメージを受けるとTPが下がるんですよね。
つまり状態異常の回避を優先してダメージを受ければTPが下がり、
かと言って普通の攻撃を回避できるかは(こちらの選択にも左右はされますが)
終盤は70~80%ぐらいの回避率です。
よって運が悪いと全然TPが溜まらなくなります。
それを半固定のループを続けるため1戦闘が結構長くなります。
まぁ一般的に言うザコ敵は存在しないのでプレイ時間がべらぼうに伸びるわけではありませんけど。
ただこれならもっとガチガチのパズルタイプでも良かったのではないかと思ったり。
因みに戦闘を早く終わらせる救済アイテムが最初から取得できるので面倒事が嫌な人でも大丈夫ではあります。
ただこれもTPを満タンにする技なので、その後に攻撃をくらうとトドメ技が打てなくなります。
トドメのエロ技
・それまでの回避主体の戦闘から、おちんちんを打ち込んでの解呪作業に移行
・反撃はされるものの基本的に負けることはない
・というより「スキップ可能」
・故に戦闘エロでもセックスバトルでもなく「勝利エロ」
ふたなり度について
さて個人的に非常に大切な部分です。
本作はふたなり少女が主人公のため、エッチシーンはすべてふたなりです。
故にふたなり好きには大変おすすめ!
ってなるかというとちょっと考える部分もあり。
このゲーム、見方によっては全然ふたなりじゃなかったりもします。
例えば先のトドメのエロ技は相手のCGと主人公のふたなり立ち絵があって
視覚的にも(一応)ふたなりが犯しているようには見えます。
では例えばこのイベントシーンの画像だけを出して、これはふたなり主人公のゲームです、
と言われてもそんなことはさっぱり分かりませんね。
このゲームのスチルは9割型これなので、主人公の立ち絵がなかったらふたなりに見えないどころか
ぶっちゃけ犯してる側の体型が男性になってるものもあります。
これはAI生成の運命でしょうね。
犯し側に女の顔があったり、画像合成されてるのも多少あるのですが
こちらはこちらでまた別種の問題があります。
それを見越した上で主人公の立ち絵を表示させる手法を取っているのかは分かりませんが、
AI生成の問題点を別の仕組みでカバーしてふたなり表現をしている気概を感じます。
そんなわけで個人的に一番エロかったのは、
この立ち絵を使ってフェラを表現してるエッチシーンである。
実際に咥えてないんですけど、凄く良い。
感想まとめ
まとめとしては、上記の点に気づくまではふたなりものとして良かった感じはあります。
実際これはAI画像生成では「ふたなりの女性(キャラA)に犯されるキャラB」を何枚も似せて出力できないからで、
ステージ1のスチルで主人公の着物をちゃんと出力してたのはあるのですが、
以降のステージは殆どの場合で相手の女性のみのスチルになります。
そりゃ指定したものと出力の乖離が激しいことになるからでしょう。
なので途中からもう感想が「よくあるAI作品かな」に変わってます。
それでも主人公の立ち絵を添えることによって「ふたなりもの」であることを表現しているのは評価点です。
故にそういった部分で違和感を抱かない人にはオススメ。