サークル「おふろワークス」さんより2024年04月26日発売の
「サキと淫絡の坩堝」の感想記事になります。
先にまとめを書いておくと、過去作から良い点も悪い点も変わってない安定の出来。
ゲームシステム
戦闘エロ主体RPGであり、その基本構成は過去作から一切変わっていません。
・ノンフィールドRPG
・深度探索型のゲームシステム
・全敵に戦闘エロあり
・エロステあり
・完全オート進行可能
といったものが主だったところ。
とりあえず戦闘エロのあるゲームを遊びたいといった場合は裏切られることはないのでご安心。
戦闘エロは大スチルにフレーバーテキストで進行するもの。
合間に喘ぎボイスと簡易アニメーションも入ります。
反面立ち絵は拘束時に少し変わるだけですので立ち絵エロをお求めの方は注意。
前作のアップデートで追加された立ち絵ビューワーも最初から搭載されてるので
クリア後は変化を眺めるのも一興。
変わったもの
基本以外の変更点として、今回はフォームチェンジがあります。
・速度特化の狐耳
・攻撃特化の黒鬼
・魔法特化の青巫女
に変身でき、当然戦闘エロも実質3倍の差分があります。
………。まぁ髪と服の色に狐耳か角あるかの違いだけですが。
ただ習得レベルが遅く、青巫女に変身できるのはイージーモードだと終盤です。
攻略面としては能力的な違い以外に専用技があります。
なおマニュアルプレイ時は戦闘中に変身できますが、
オートプレイでは拠点で変身する必要があります。
他に変わったところとして、前作よりも更に細かい設定ができるようになりました。
例えば連続絶頂時の表情の変化。
イキ顔アヘ顔が苦手な方でも大丈夫。
更に戦闘エロ中の追加拘束の発生有無も設定可能に。
喘ぎ声(のCG)を見たいから口は犯させないとか、
貫通は嫌だからOFFとか、
趣味趣向に合わせた細かな設定ができるようになっています。
50種も敵がいると好みでない何かが出ることもあるでしょう。
そんな時もユーザーの趣向を自由に反映させられる気を配られた親切設計です。
まとめ
1万本以上売れている前作、前々作を確り踏襲した作品となっています。
過去作が好きで新作を購入する人も、戦闘エロが好きで本作から始める人も満足できることは請け合い。
そこはなんの気兼ねもなくプレイすることができます。
「戦闘エロ」というものが好きであればオススメできる作品。
といったところの話は終わりにして、ここからは相変わらずの問題点の話。
ただ先に断っておくと、あくまで「問題点」なだけであり、
ゲームとしては現状でも完成されており「エロ同人」としての役目は完全に果たしています。
エロ同人に「ボリューム」を求めるのであれば本作はなんの過不足もありません。
ワクワク感の足りない作品
過去ニ作の
感想記事で触れていますが、
相変わらずバリエーションというものに乏しい。
先に戦闘エロの追加拘束が設定できるようになったと書いたのですが、
つまりおふろワークスさんのエロは「最初に膣挿入されること前提(催眠オナニーを除く)」で作られています。
つまり50種類の敵が出ますよ、と書かれていても
対象が人型かスライムか触手かの違いだけでやることは同じです。
※一応今回は機械姦でしかできないシチュもあるにはありました
厳密に細分化するなら体位や身体の向きとかで分けられはしますが、
敵の姿形と凌辱内容が合わないのもしばしば見受けられるのですよね。
というわけで以下に対応数を箇条書き。
触手:19
人型:8
人型(複):5
機械:6
スライム:4
丸呑み:4
催眠オナニー:3
催眠騎乗位:1
補足として、触手は色の違いや植物触手、イボ付きといったバリエーションがあります。
あと触手+人型というのもあります。
反面人型は体色が赤い敵であっても黒いのっぺらぼうのままです。
また催眠騎乗位のフレーバーテキストは「敵に犯されている」といった感じになっています。
若干「自分で腰を振っている」旨の記述もありますが。
丸呑みも背景が異なるだけでやることは膣挿入です。
やはり「アナルのみ」とか「催眠フェラ」とかあった方が
次の敵はどんなことをやってくるのだろうというワクワク感が増えると思うんだけどなぁと。
結局感想のまとめが「物量がすごい」以上にならないんですよね。
変身しても差分として髪色等が変わるだけなので、
敵の数を減らしてフォームでやられる内容を変えても良かったのではと思ったり。
例えば狐モードは耳が弱いから音波系で嬲るとか。
なお今回一番変化があったエロは多分これ。