2020年11月14日に発売された
サークル「とらうま商事」さんの「JumbleStrikers」
とらうま商事さんの前作「Jumble Jokers」での戦闘エロ描写がその界隈で大変人気になり、
戦闘エロ物としてはかなりの売上を記録した作品です。
当然私もプレイしました。
確かに戦闘エロは拘っており、イラストもよく非常に完成度の高い作品です。
作品なんですけど、個人的には一点だけ気になっていて前作の評価は高くないです。
その辺も交えつつ書いていきます。
戦闘エロRPG
JumbleStrikersも前作同様戦闘エロ主体のRPG作品。
戦闘エロの内容としては割とオーソドックスで、
敵に通常攻撃とH攻撃、拘束攻撃があり、ランダムで使用してくるタイプ。
前作でもより受けたのは、この戦闘エロの経緯が全てステータスに反映されること。
回数を記録するエロステータスは勿論、特定のモンスターに対する嫌悪感や恐怖心といったバッドステータス。
部位を責め続けられれば感度が上がり、中出しをされ続ければ最悪妊娠して出産まで。
こういったフェチ内容がとてもエッチに描写されていきます。
新しいモンスター種類
作者さんが蟲姦好きということもあり、前作では蜘蛛、ネズミ、ナメクジ、ミミズといったものが多くいました。
そこに今回は正真正銘の「人間」やゴブリンといった人型モンスターも加わり、
バリエーションに富んだエロを見せてくれます。
拘りのエロステータス
犯された回数や部位の感度などはステータス画面で確認できますが、
今作では子宮内の状況が断面図にて確認できます。
因みに苦手な人のためにOFFにもできます。
この断面図が結構凝っており、蜘蛛などに孕まさられれば卵が写り、
ハエにウジを産み付けられればウジが写り、ゴブリンを孕めばゴブリンの赤子が写ります。
また出産時も個別のイラストが用意されており、ウジが成長すればハエを出産し、
ゴブリンが成長すればちゃんとゴブリンが這い出てきます。
因みに人間に犯された場合はそんなにすぐ成長しないので、
『人間に孕まさられた』というステータスだけ残ります。
これはゲームの最後の方に活きてくるのでこれもまた面白い要素です。
こういう細かいところに拘っているゲームは大好きです。
お気に入りのワンワン
個人的なお気に入りは犬のハウンド。
ハウンドは射精時に確率で交尾結合を行い、以降高確率で陰茎が抜けなくなります。
こうなると連続で射精されまくってイきまくるという素晴らしい展開に発展します。
あとハエの攻撃に膣内に寄生させたウジを躍動させる技があるんですよ。
ウジはハエが産み付ける以外に単独モンスターとしても登場するので
合体攻撃見たいな使い方をされることもあるのですよ。
これが新鮮で良かったです。
前作同様に気になるところ
さてJumbleStrikersの評価は、以上の点を鑑みると非常に高いものです。
戦闘エロ主体であり敵の種類も豊富。
イラストもかなり高いレベルで、
エロステータス画面に色々なバッドステータス、連続絶頂システムに妊娠から出産。
戦闘エロ物として見るならこの上ない良作です。
では自分は何を気にしているのか、と言われると実に『戦闘のテンポ』
このゲームの戦闘エロはいうなれば、戦闘中にエロシーンがあるタイプです。
つまり文章を読ませるタイプのエロシーンです。
自分は戦闘エロの醍醐味とは戦ってる最中という刹那感と、
そんな一進一退の攻防に置ける『エロ』
即ちスピード感に溢れるエロ攻防です。
JumbleJokers、JumbleStrikers共に戦闘エロでの文章は、
戦闘中という観点から見れば結構長いです。
このゲームの場合は文章が自動で送られないので手放しでプレイすることもできません。
更に連続で犯されたり、連続絶頂でない場合は毎度長い文章になるので、
繰り返し発生することが前提である戦闘エロでは間延びしすぎます。
これが、自分が前作をそこまで評価していない理由であり、
今作も購入を躊躇った点であります。
次回作があるなら、自動送りかクリックの必要ない表現であったらいいなぁと思うところ。
ただ一応触れておくとと、本作はCtrlキーで文章を早送りできるため前作ほど煩わしくないです。
あと既に拘束されているキャラクターに対して拘束攻撃が可能というシステムのため、
パーティの一部キャラに拘束攻撃が集中して他が蚊帳の外って状況もよく起きます。
一応敵のターン中に怒涛の拘束攻撃でいきなり射精されるとかできるのですけど、
アルゴリズム的に拘束されてないキャラクターを優先してくれてもいいのかなぁと思わないでもないです。
全員拘束状態になった方が敵にとっても有利でしょう?
戦闘エロ物として良作
色々書いてきましたが、そこを気にしなければ大変な良作です。
戦闘エロ好きなら間違いなく楽しめるでしょう。
戦闘エロの他にも街中でのちょっとしたエロイベントや前作キャラ達のエロイベントもあります。
一点、道中の敵は結構硬いですが、レベルを上げてスキルを連発すれば簡単に倒せます。
戦闘の逃走率が100%かつシンボルエンカウントなので、
道中の敵を無視して回復クリスタルの間近でレベル上げなどすれば余裕です。
自分はトゥルーエンドクリア時点で全員Lv60でした。
レベル上げも戦闘高速化で快適に行なえます。
……………………。
まぁ、Lv40でトゥルーエンドボスに挑んだら初手全滅しましたけど。
あと前作のプレイは必須かというと、物語の本質としては未プレイでも構いませんが、
前作の登場キャラクターは全てストーリーに関係してくるのでプレイしておいた方がいいとは思います。