サークル「ヘイムダルの虹ノ橋」さんより2023年01月03日発売の
「Luster's Souls ~ Pilgrim of the ordeal」の感想記事になります。
ただ今回はかなり否定的な記事です。
その評価を一言で表せば「凄く物足りない」
ゲーム概要
ゲームは半自動進行のダンジョン探索と言って良いのか。
キャラクターが自動で進んでいくので、敵の攻撃を回避するときにコマンド入力する形。
これ自体は戦闘エロとしての相性は良いので
女の子が嬲られる様を手放しで閲覧することができます。
またこの作品自体は続編にあたり、
ストーリーは前作をプレイしてないとサッパリわかりません。
前作未プレイでストーリーを気にしない人は飛ばしましょう。
盛れるエロステータス
先に(個人的に)このゲームの唯一と呼べる良い点に触れておくと、
それはエロステータスを盛れること。
部位の開発度合いから快楽の抵抗力、
状態や発情具合などが3ページに渡って事細かに書かれています。
こういった文章的なエロステータスが好きな人にはオススメです。
同時に欠点でもあるのですが、
3ページに渡って大量の文章を並べただけなので大変読みづらく、
どこを強調したいのかもわからないためただの文字情報になってます。
戦闘エロ的なもの
自動探索中に敵に触れると、敵の攻撃によってはエロスチルが表示されます。
同時にHPが減少し快感値が上昇する仕様。
この流れ自体は戦闘エロのオーソドックスであり、
不満どころか自動で進行するため良い点にあたります。
問題は演出。
攻撃されたらスチルが表示されSEが少し鳴って、その後で反撃。
寄生攻撃はQTEに失敗したら寄生。
これを延々と繰り返すだけ。
画面左にフレーバーテキストが表示されますが文字が小さすぎてゲーム中はほぼ読めません。
マニュアルに一時停止して読もう的に書いてあるのですが、
今やられていることがサッとわからなければ意味がないです。
ログで大興奮できる人は別として。
またフレーバーテキスト以外の情報がスチルしかなく、
二人の主人公でスチルがほぼ共通。
音声もなく、オノマトペも喘ぎ声の画像やセリフもないため
プレイアブルが二人いる意味もほぼないです。
ステータス的にも(進行する上では)殆ど違いがありませんしね。
立ち絵変化の種類
立ち絵変化は色々ありますが、主に寄生された箇所が変化する形。
アナルや膣に入り込まれればボテ腹になり、胸に寄生されればニプルファックされたり。
これも段階が設定されているため、ボテ腹は普通の妊娠サイズからありえない大きさまで膨れ上がったり。
こういった種類の表現は良いのですが、問題は二人共あまりに棒立ちであること。
一人は剣を持ち魔法を使ってるように見えますが、あのまま寄生されますし、
もう一人は生気のない棒立ちっぷりです。
因みに魔法使ってる方は通常時の立ち絵でずっと手が光ってます。
安全な拠点であっても。
また服の破損状態がないため、ボテ腹になったらスカートが飛び、解消したらスカートが返ってきます。
ふたなり表現
もちろんふたなりを目的として購入していますが、これも他のスチルと同じ問題があります。
とにかく変化に乏しい。
他の攻撃と同様スチルが表示されてちょっとSEが鳴るだけです。
なんていうか拘りを感じられない。
なお見比べて初めて気づきましたが、
ふたなりのスチルは成長段階によってスチル自体の大きさも変わっていました。
チンポの画像をただ大きくしただけのような気がしますが。
総評:変化に乏しい
最初に書いた通り「凄く物足りない」という感想を抱いた作品です。
それは「演出的」な変化に乏しいからです。
戦闘エロの立ち絵変化がすべてのゲームで「基本絵に差分で何かをくっつけるもの」といえばそうですが、
その基本絵にあまりにも動きがなければ差分も「ただくっついてる感じ」が非常に強くなります。
自動進行パートでは音声がなければキャラのセリフに該当するものもないため
二人操作できる意味もキャラが開発されていく過程的にも(見た目の)演出が弱く感じます。
ただゲーム全体として「文字的」な変化は結構あります。
エロステータスは3ページに渡って文字がびっしりとありますし、
フレーバーテキストは文字も量も細かいため見づらいですが分量的には種類があります。
このため本ゲームは見た目の演出を楽しむよりも、
TRPGのような文字を追うのが好きな人向けかなとは思います。
ただそれ故に中途半端。