サークル「モフ屋」さんより2022年06月10日発売の
「淫魔の迷宮」の製品版感想記事となります。
ジャンルとしてはエロトラップ系RPG。
ただ商品説明にエロトラップ系なのに
「ゲーム性は低いのでエロトラップ、バッドステータスをメインでお求めの方はご注意ください」とも。
何に期待すればいいのでしょう。
エロトラップ
ゲームとしては各マップに点在するエロトラップを回避しながら先を目指すことになります。
なるのですが、実は最初の触手トラップで装備を失わなかった場合、
後のトラップが(ラスボス以外)機能しなくなるというシステムになっています。
またゲームの説明では「装備を」となっていますが、
該当する装備を外していてもトラップにかかりません。
※ラスボスのみ装備していないとダメです
故に装備を外して特定のトラップのみを楽しむといった使い方もできません。
つまりエロトラップでエッチ要素を発生させるには、
最初の触手トラップであえて全裸になっておく必要があるのです。
故にエロトラップを「回避する」という楽しみ方はないに等しいです。
エッチ要素:立ち絵
各エロトラップに引っかかった際に立ち絵が変化していきます。
触手にI字バランスをされながら犯されるとか、
スライムに纏わりつかれるとか。
立ち絵変化が好きな人なら確かなエロスを感じさせます。
なお私が一番エロスを感じたのは、蜘蛛の糸がどんどん絡まっていくところ。
トラップを通過するたびにどんどん糸が増えていくんです最高です。
エッチ要素:スチル
イベントエロでは大スチルに文章が主体。
最初の拘束具に自由を奪われ、サキュバスの魔法で抵抗力を落とされていく様もなかなか。
この最初のイベントにて文章とダイアログを交えた進行がありますが、
以降この組み合わせはほぼありません。残念。
一応ふたなりありますけど
商品説明にて「一部ふたなり描写があります」とある通りふたなりも収録。
一応サキュバス側がふたなりで犯すものと、
主人公がふたなりにされて扱かれるもの両方あります。
ただ主人公がふたなりになった場合、同時に思考回路を弄られるためすぐにオホります。
このため気の強い女がふたなり快楽に翻弄されていくような
段階的なエッチシーンはありません。
どちらかといえばアナル系
すべてのエッチシーンを確認しても、どちらかといえばアナル系が多めです。
ケツ穴凌辱にアナルクンニ、スライムの疑似排泄などなど。
なお完全なるスカトロ描写もあります。
回避可能ですって書いてあるのだけど、
多分一週目に全エロ確認する流れじゃないと無理ではないかと。
このゲームは回想部屋の解放がグッドエンド到達(全エロ回避)時で、
しかも全開放機能などはありません。
ラスボス敗北時でもスカトロモードが解禁されてしまうので、
二週するときは高確率でスカトロモードです。
まとめ:なにか足りない
と言った感じで、個人的にエロスは確かに感じてるのですが、
それでも何か一つ足りないものを抱いている状態。
体験版の触手立ち絵変化とかにエロスを感じるならその後もエロスを感じられるはずです。
ただ本当に何か物足りなさを感じる出来。
これが恐らく「エロトラップをメインでお求めの方はご注意ください」なのではないかと。