サークル「アンクルおじ」さんより2022年01月06日発売の
「フタナリ制服少女RPG」の製品版感想記事となります。
タイトル通り、ふたなりの主人公が精液で敵を浄化していくRPGです。
因みにサークルさんの前作として「
フタナリ制服少女が異世界を救う~女だらけの戦い~」という
本作と同キャラを使ったCG集がありますが、使い回しはあまりないようです(0ではなさそう)。
異世界召喚(?)ストーリー
本作は普通の女子学生であった主人公が事故に遭って異世界に召喚されたところから始まります。
その時の会話を見る限りは、転生や召喚ではなく何らかの理由で転移したようです。
何故選ばれたかは説明がないので特に厳密な理由はないのだと思います。
で、転移した人間は聖剣を持つ勇者となり、この世界を救ってくれるのだと。
その聖剣というのがふたなりチンポだということ。
聖剣から発せられる聖液が邪悪な心に染まった四天王やモンスターを浄化してくれると。
童貞を捨てる方法
さて本作を評価する上で欠かせないのはエロステータスに童貞の喪失相手が記録されること。
そして多種多様な相手からそれを選択できることです。
四天王を浄化するという目的があるため、四天王の誰か一人を倒した時点で必ず童貞を卒業します。
しかしそれまでの間にどこで卒業しようがそれはプレイヤーに委ねられています。
故に最初に遭遇したモンスター相手でもいいし、四天王の誰かでもいいし、町の住人でも大丈夫です。
ラスボス以外なら誰にでも捧げられます。
私はモンスターの盗賊で捨てました。
盗賊と言いつつ赤ずきんみたいで可愛かったので。
エッチシーンの種類
エッチシーンの種類は戦闘エロ、エロトラップ、ボス勝利、敗北、拠点での性欲解消、町の住人を襲う、といったところ。
内、戦闘エロは2種あり、雑魚モンスターに対しては浄化技として、
ボス系からは戦闘中のエッチ行為として受けます。
ただボスからのエッチ行為はダメージが入るだけで特に状態異常になったりはしません。
シチュエーション
シチュエーションとしては主人公が相手の膣に挿入するだけでなく、
エロステータスにも記録されるように処女を喪失するパターンもあります。
これも男性相手だけでなく、聖剣(ふたなりチンポ)を持った元勇者といった者もいます。
つまり対女性の挿入、フェラ、前戯といったものだけでなく、
ふたなり×ふたなりやふたなり×男といった好みの分かれるシチュエーションもあります。
特に一人は四天王なのでゲーム上必ず遭遇します。
まぁ覚悟しておいてね、と。
敗北エロの問題
個人的に問題点と感じたのは敗北エロのシチュエーションです。
ふたなりチンポを持った主人公の敗北というと搾精を想起させますが、
実はこのゲーム搾精行為がほぼありません。
何故かと言うと、聖剣から発せられる聖液を体内に取り込むことで浄化される=敵にとって精液は害だからです。
このため四天王に用意されている敗北エロも3つが未挿入、1つも挿入するものの射精なしといった状態です。
故にふたなり主人公が敵にめちゃくちゃにされて中出しが止まらない、なんてシチュを期待すると肩透かしを喰らいます。
※因みに手コキとかもないです
他にも住民とのエッチシーンも相手がふたなりチンポに奉仕するってパターンがほぼ無いため、
膣に挿入する場合は主人公が腰振るものオンリーです。
童貞の物足りなさ
ではその腰の振り方に種類があるかと言うと、これがまた微妙。
例えば先に良い点として上げた童貞を殆どのキャラに捧げられる点ですが、
実は童貞ありなしでのエッチシーン文章に殆ど違いがありません。
挿入前にはじめてのセックスで不安になることと、相手のよっては最後にはじめてであることを語ったりはしますが、
セックスの最中は殆ど変化がありません。
童貞非童貞問わず、腰の振り方も射精に至るタイミングも基本的に一緒です。
つまりはじめてのふたなりセックスの快感に困惑して暴発させてしまうとか、
腰の振り方が全然わからないとか、そういった『童貞らしさ』を殆ど感じないのです。
※これについては聖剣が主人公にふたなりセックスの作法を意識下で刷り込んでる描写はあります。
※ただ快感に関しては耐性がついてない描写も(最初のエッチシーンだけに)あります
そういう意味で、童貞がただの文字情報になってるのは非常に残念です。
まとめ:満足できるかは人次第
その他遊びやすさに関しては、本作はレベルの概念に装備変更も基本的にないので
敵を倒す煩わしさは一切ありません。
ザコ敵が配置されてるのは回復アイテムの入手と、
エロトラップによるエッチ度の上昇を発散させるためと捉えた方が良いです。
このため雑魚を全無視してクリアも可能。
ふたなり主人公による冒険であるため、エッチ要素は100%ふたなりです。
ただシチュエーションが気に入るかどうかは、ふたなりがどれだけ好きかによって変わるかもしれません。