こだわってるここがいい

ゲーム、玩具、映像などジャンル問わずふと気になったものの『ここいいなぁ』というのを書いています。

【スパロボ】スパロボ30の鉄血のオルフェンズ

【スパロボ】スパロボ30の鉄血のオルフェンズ

さて先日配信開始されましたスパロボ30のDLC2。
個人的な目玉は鉄血の参戦でしたが、その辺りどうだったのか。

【スパロボ】スパロボ30の鉄血のオルフェンズ

平行世界転移



鉄血の参戦については平行世界からの転移という形で表現されています。
時期としてはバエル入手からラスタルとの初戦前辺りでしょう。

因みに某二次創作ネタと絡めてる人がいますが、
ガンダム系の異世界転移なんぞスパロボではよくある話です。
スパロボVなんて宇宙世紀と西暦で世界が違いますし。

安易な発想で二次創作ネタを引っ張り出すのはやめましょう。

【スパロボ】スパロボ30の鉄血のオルフェンズ

シナリオ



シナリオは(鉄血のみに限定すれば)4つ。
バルバトス参戦、グシオンとフラウロス参戦、バエル参戦、バルバトス追加武装。
といった具合。

自分の場合は解放条件などは提示されなかったのですが、
最終ミッションの敵戦力値が80万になっているので、ある程度シナリオの進行が必要と思われます。

ストーリーに関してはオルガの悪癖が出まくっているので、初見の人は戸惑うところ。
一応最後にちゃんと仲間を意識したことでいい雰囲気にはなりますが
決戦前の原作世界に団員を残した状態では仕方もないといったところか。

【スパロボ】スパロボ30の鉄血のオルフェンズ

また機体以外にもサポートキャラとしてオルガ、クーデリア&アトラが参戦します。
オルガは出撃時に全員「加速」を掛けるというとても役立つサポート。
流石は鉄華団団長。

因みに戦艦にも掛かります。

【スパロボ】スパロボ30の鉄血のオルフェンズ

機体性能と特殊能力



バルバトスとバエルは近接戦闘用、グシオンはオールラウンダー、フラウロスは射撃専用援護機といったところ。
フラウロスに至っては全武装弾数消費なのでBセーブが活きる。

しかしフラウロスにマクギリスを乗せることができたらこれもうヴォルケインではなかろうか…。


また全機ナノラミネートアーマーと阿頼耶識システムを所持しております。
ナノラミネートに関しては
「射撃ビーム属性を3000、それ以外は射撃格闘問わず1000軽減。発動時EN10消費」
という性能。

いやなんというか、バランスのためにこういった性能にしたのかもしれませんけど
原作設定を知っているとちょっと首をかしげる性能。

ナノラミネートアーマーで防げるのはビーム攻撃だけですし
(別段これのお陰で装甲がやたら硬いというのもある)
これはただの塗料なので(エイハブウェーブがないと成り立たないとはいえ)EN消費も変かなと。

【スパロボ】スパロボ30の鉄血のオルフェンズ

アニメーション



担当しているのがユニコーン(ナラティブ)と同じ人ですので、
原作を再現した流れるような動きが活かされています。

バルバトスとバエルはそれはもう滑らかに動き、
バルバトスは原作のような「虫を潰していくような動き」が光ります。

反面グシオンは少々粗が目立ち、フラウロスは時間と予算が足りないんだろうなぁという感じがヒシヒシと。

【スパロボ】スパロボ30の鉄血のオルフェンズ

リミッター解除



原作では最終話の半壊状態以外でリミッター解除していないルプスレクスですが、
じゃぁそれを五体満足で行ったらどうなるんだっていう感じのアニメーション。

原作を見返してみましたが、かなり忠実に再現されていました。必見。

因みによく槍玉に上げられるクロスレイズですが、
あちらはバルバトスの野性味を強調して作られており、
あれはあれでカッコいいものですが「原作でやってない」という点が違います。
※そもクロスレイズは中割が少ないため全体的な動きが非常にキビキビしているという点もある。

逆にこちらは全武装において完全に原作再現を行っており、
昨今のスパロボらしい原作再現に注力したアニメーションとなっています。

好みは人それぞれ。

【スパロボ】スパロボ30の鉄血のオルフェンズ

鉄血が好きなら(購入を)躊躇するんじゃねぇぞ



というわけでDDが初参戦でスマートフォンかよと嘆かれた鉄血でしたが、
満を持して据え置き2DにDLCという形で登場。

バルバトスとバエルはアニメーションも良好です。

ただまぁ2D主体とした制作体制にはそろそろ限界が来ているのではないかと思われる部分が色々あります。
特に今作はグリッドマンのアニメで結構3Dを使ってますからね。

今後はやはり3DCGを2D調に動かしていくのにシフトしていくんでしょうかね。
そして次作があれば鉄血が本格参戦か。