ふたなりと戦闘エロが好きだから

主に同人ゲームのふたなりと戦闘エロに関する感想/レビューを書いています。

【戦闘エロ】堕ちゆく聖剣の姫騎士ティルテ 感想レビュー

【戦闘エロ】堕ちゆく聖剣の姫騎士ティルテ 感想レビュー

サークル「M・I・P」さんより2024年01月31日発売の
「堕ちゆく聖剣の姫騎士ティルテ」の感想記事になります。

タグは戦闘エロになっていますが、戦闘エロよりストーリー面でオススメ。

なお本記事でストーリーのネタバレっぽく書いてある部分は
全部体験版に収録されている(または推察できる)内容です。

【戦闘エロ】堕ちゆく聖剣の姫騎士ティルテ 感想レビュー

ストーリーライン・導入



・聖剣の騎士と聖女の旅の物語
だと思っていたのか?

・正確には伝承の「聖剣の騎士と聖女の旅の物語」があり、
 現代の当事者である自分達はどう受け止め、どうしていくのかという物語
・故に商品説明に書いてあることはほぼミスリード
・この辺りは体験版に収録されている部分で説明がある

といった構成になっており、
商品説明の「王道RPGのヒロインが堕ちていく」をどう捉えるかによって評価は変わるのでしょうね。

ゲームのストーリーとしての完成度は非常に高いのですが
余り(商品説明で)ミスリードをやり過ぎると顰蹙を買う気がするもの。

特にエロ的な堕ち要素はほぼないですからね。

【戦闘エロ】堕ちゆく聖剣の姫騎士ティルテ 感想レビュー

堕ち要素



悪堕ち、快楽堕ち、百合堕ちなどなど。

様々な堕ち表現がありますが、
実はタイトルである「堕ちゆく聖剣の姫騎士」についてはどれも当てはまりません。
(ストーリー上は)

あえて当てはめるならダークヒーロー要素。
王道に対するアンチテーゼのような意味合いです。

ただ敗北エロは快楽堕ちに該当しますし、聖女側は百合堕ち(自滅)しています。
そういう意味では堕ち要素もちゃんとあります。

【戦闘エロ】堕ちゆく聖剣の姫騎士ティルテ 感想レビュー

主人公と聖女



商品説明に書いてある、「王家の血の導きで伝説の『聖剣』を授けられる」という部分。
全く間違ってないのですが、この説明から読み取れる『王道』には一切当てはまりません。

そもそも主人公の血筋である王家は暴政の上にクーデター起こされて滅んでいます。
故に主人公自身も街の人間から疎まれる存在であり、
この要素自体は本当に裏もなくどうしようもない親の元に生まれてしまった子だということ。

また聖女も第一章の最後に発言していますが「聖樹を枯らす」目的で旅をしています。
※中盤まで主人公には冗談だと思われており、自身も冗談だよと返しています

【戦闘エロ】堕ちゆく聖剣の姫騎士ティルテ 感想レビュー

本当のストーリーライン



故に商品説明にもある「人々の暮らしを支える聖樹」を「救う」ための王道RPGなんてものは存在しません。
※救うとは一言も書いてありませんが

主人公自身も第一章の最後に人を殺していますし、
その後もそれに悩みながらも「どういった場面で人を殺めなければならないか」に答えを出します。

本作は正義のヒロインが「魔物が出現する原因」を倒してハイ終わり、なんて優しいお話はなく、
「自分達の行動がどれだけ世界に反しているか」とそこに至る思いまで確り綴られています。

あと聖樹を枯らした後の話もありますので、
世界的な大罪人達を放ったらかしにしてハッピーエンドなんてこともありません。

気になった方は体験版をプレイすればその一端が掴めるかと思います。

因みに想定プレイ時間約5~7時間と書いてありますが、
私は寄り道全部した上で聖樹が枯れるまで2時間半、エンディングまで+1時間半といったところ。

【戦闘エロ】堕ちゆく聖剣の姫騎士ティルテ 感想レビュー

エロ要素



エロ要素は大別すると3つ
・戦闘エロ
・敗北エロ
・ストーリー中のイベントエロ

してどれが一番濃いかと言われれば恐らく敗北エロ。
というよりイベントエロはハードレズエッチみたいなことはしないため、
そこを期待すると肩透かしを喰らうかもしれません。

そもそも主人公が「恋愛」を知らず、子供もコウノトリが運んでくると信じてるような人物であり、
イベントエロはその「恋愛について」と愛撫の気持ちよさを教えるぐらいの内容です。
※最終的には相思相愛になりますが

【戦闘エロ】堕ちゆく聖剣の姫騎士ティルテ 感想レビュー

戦闘エロ



特定の敵に接触すると戦闘エロになります。
判定はQTEで、初回はある程度簡単に脱出できますが、
失敗して拘束されると一気に脱出が困難になります。

また戦闘エロは固定ダメージで防御力が関係なく、ダメージ自体もかなり大きくなっています。
通常攻撃で殆どダメージを受けないのに戦闘エロは2回で敗北、なんてこともザラです。

故に緊張感のある戦闘エロが楽しめます。

種類はゴブリン、スライム、触手、etc...

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敗北エロとふたなり



本作は敗北するとゲームオーバーになります。
故に敗北エロはどれも凌辱の限りを尽くされ絶望に堕ちていくようなものになります。

種類も各ダンジョンの雑魚敗北にボス敗北と豊富。
シチュエーションはゴブリンやスライム、触手といった異種姦メイン。
人型も少数いますが、人間とやるものはありません。

あと商品サンプルに載ってるのでネタバレしますが、ふたなりはあります。
ただし敗北エロで1回のみです。

また敵に生やされた疑似ふたなり(感覚あり)であり、愛の結晶みたいな要素もありません。
※ふたなりにされている理由はあります

【戦闘エロ】堕ちゆく聖剣の姫騎士ティルテ 感想レビュー

ストーリー面で大変おすすめ



といった具合に、本作はストーリー面で非常にオススメです。

反面アクションパートは操作性が若干悪く、
ノックバックの仕様などもあり難易度が多少高めになっています。

一応アクションパートをすべて飛ばせる「ストーリー」モードがあるので、
ストーリーだけ気になる人はそちらを選んでも大丈夫。
※多分敗北エロと戦闘エロは回想専用になります