先にゲームの総評を書いておくと
・イラスト:S
・声優(音声):B
・エロ:B+
・ゲーム性:SSS
6年前に発売したゲームですが、
セール中で半額なのとふたなりがあったのでチェック。
結論を書いておくと
ゲームとして非常に面白い。
でも「エロ」を目的とするなら腰を据える必要あり。
ゲームシステム
ゲームは
・素材を集め
・アイテムを錬成し
・依頼をこなしていく
アトリエ系の作品です。
そのゲームバランスが非常によく、
開始当初の素材収集の難しさと戦闘時の非力さ、
依頼の期限に迫られる緊張感。
機能が充実してくると
作業プレイ並に楽になることはないものの
ゲームを進めるうえでの快適性は劇的に向上します。
故に「ゲームとして」の完成度は非常に高いものです。
エロの評価B+
逆に「エロゲーとして」の完成度は多少見劣りするもの。
イラストはとても良い。
エッチシーンも35個と多い。
ではなぜエロゲーとしての完成度が低いのか。
というのはプレイ時間に対するエロの割合といいますか。
私は1日1,2時間プレイする方法を取っていますが、
このゲームを購入したのは1/12のことです。
合間に他の作品もプレイしていますが、
プレイ時間はおよそ20~30時間です。
それぐらいプレイできる分にはゲームの完成度は高いものです。
逆に言えば30時間プレイしないと35個のエロシーンは見られないのです。
果たしてそれをエロを目的とした人物がプレイできるのかと。
※全開放等もないです
故に本作はゲームをプレイする時間が十分にあり、
楽しいゲームの中にチョロチョロとエロシーンが挟まれるのでも良い人向け。
がっつりエロいのをプレイしたい、というユーザー向けにはなっていません。
なお私のプレイ動機は「すべてのふたなりを見ること」である。
声優の評価B
これはエロよりもシステムボイスの方に該当しますが、
メイン6人中3人は滑舌が怪しいか棒読みです。
愛花むぎ(乙倉ゅい)氏もデビュー当時のものなのでちょっと棒読みです。
ただエロシーンはパートボイスではなくBGVなので
エロシーンの喘ぎ声にそこまで気にするものはありません。
ただシーンと全く関係ないボイスが出ることはある。
あとエロシーンのテキストはかなりあっさり目です。
地の文はありますが、官能的な文よりかは状況説明系。かつ短め。
この点も含めてエロシーンの評価がB+。
反面イラストは大変良い。
ふたなり要素
では本題。
本作は女の子型の精霊に勝利すると、契約のためのエッチを行います。
そのための竿役が主人公であり、文字通りおちんちんを生やされます。
個人的にこの手のゲームにしては珍しいと思ったのは
エッチに積極的なのは主人公ではなく相棒の精霊の方です。
此奴が割とエロ精霊であるため主人公も影響を受けてる状態。
そしておちんちんを生やすのも相棒の役目。
して、契約できる精霊は6人いるためふたなりも6シーンあります。
が、ふたなりシーンとしては個人的にはモヤっとします。
というのも6人中5人のCGには「ふたなり主人公」が明確には描かれてないからです。
なのでふたなり主人公のエロシーンと言うよりは
「精霊のエロシーン」の竿役を女性主人公にしてるだけ、といった方が正確。
かつ文章も短いため、ふたなり特有の描写はあまりないのですよね。
故に過度な期待をすると肩透かしを喰らいますが、
ふたなり主人公が女性型精霊とエッチしているという文字情報にエロスを感じるならあり。
なおこれ以外にふたなりシーンはないため
相棒精霊とふたなりセックスしたりもない。
そんなことより全裸立ち絵だ
個人的に本ゲームで一番エロいと思ったもの。
それが全裸装備。
メイン6人全員に全裸用の装備が用意されています。
なおこれを開放するには各人のエロイベントを進める必要があり、
ぶっちゃけできるのは終盤です。
※全裸にできることは初期装備の説明文で示唆されています
全裸装備はステータス画面のほか、
ストーリーイベント中、クエスト受注画面など様々な場面に適応されます。
イベント中に一人だけ全裸だったりすると非常にエロいですよね。
まとめ:ゲームとしてオススメ
総評をもう一度
・イラスト:S
・声優(音声):B
・エロ:B+
・ゲーム性:SSS
エロは過度な期待をしなければ十分ですが物足りない部分はあります。
ふたなりも同様。
反面ゲームバランスは素晴らしく、
長時間遊んでも全く苦にならない素晴らしい完成度です。
ただし戦闘は…回避重視の冒険者と防御重視の騎士がいればなんとかなるというか
それ以外の方法だと敵の火力が高すぎてなんともならないというか。
攻略を少しだけ書いておくと
・重要なのは装備よりもレベル
というより装備は整える金がないのでドロップ品で十分
・錬成素材を稼ぐために、素材袋の拡充が最優先
・圧倒的整腸剤が作れるようになったら数を確保し、探索時に必ず使う
この3点を重視すれば大概なんとかなります。