「零月のラウラ」をクリアしたのでネタバレ込みで感想を書いていきます。
一番最初に少しだけ画像を伴うネタバレを掲載し、
後は文章的なネタバレを含む話です。
で、最終的にはふたなりの話です。
前回の記事はこちら
ネタバレを気にするならここより下にスクロールしてはいけませんよ?
いいですね?
前後編
本作は前後編の二部構成になっており、一番低難易度でプレイしてきましたが、
プレイ時間は前半終了時点で9時間、クリアまでが14時間、そこからエロシーンの回収で+1時間と言ったところ。
ただ本作は戦闘システムもかなり作り込まれており、
ノーマル以上でプレイするならレベル上げと1回の戦闘時間の長さも含めて本当に30時間ぐらい掛かるゲームです。
その点も色々ci-enに書かれていますけど、
ゲームを「売りたい」ならやはり全開放があった方が良いのではなかろうか。
パーティ構成
前後編で一番異なるのはやはりパーティ構成でしょう。
前半でライアンとレベッカが加入する場面も一応ありますが、
その時はステータス画面もドットキャラになっています。
それが後半になるとこう。
後半になってステータス画面開いたときが一番興奮しましたね。
ぽろりカットイン
そして彼らがパーティに加入しているということは、当然ぽろりカットインもあります。
素晴らしい…。
なおライアンにも当然あります。
可愛い顔した少年のぽろり。
以上、ネタバレ画像終了。
シナリオ面
シナリオ面は他のレビューサイトさんでも触れられていますが結構いいです。
元ギャグ漫画家(の作画担当)と侮るなかれ。
キャラの組み立てや状況の説明、起承転結どれもしっかり表現されています。
特に全員の「戦う理由」と「辿り着きたい未来」がはっきりしているため
2転3転するストーリーがブレることなくしっかりとした芯を持って描かれています。
ただストーリーの大筋がシリアス目なもののキャラ同士の掛け合いはギャグ漫画入っていて
ここは人を選ぶところなのかなぁと思うところ。
この点は後編に入ると余計に重苦しさを増しますが、キャラ同士の会話は殆ど変わっていません。
ただ「人が死ぬ」ことはなくなるため、そういう点でのシリアス度は下がっています。
前回の記事で触れた主要人物の肉親の死に対する描写としては、
ヴィタとベガは過去回想中に描写されているため本編中の裏の顔はある程度予測できます。
ラウラも(プレイヤーが納得できるかは別として)理由付けはされているので、
描写が少ないのもある程度許容できるかもしれません。
説明されるのが6時間後ですが。
しかしルナロアだけは本当に触れられないので違和感があるかもしれません。
ただ本編の描写を見る限り鈍感サイコパス的な部分はあるので余り気にしてない可能性はあります。
※一番最初の故郷襲撃の時に相当キレてはいますが
とはいえルナロアの両親は劇中でセリフが無いため、そもそも殺されたかどうかの判断ができないのですけどね。
一応過去回想中に本人が両親のことを気に留めているので生きていたはずなのですが。
それかエロシーン中にポロッと重要なことを喋るときがあるので見落としている可能性。
あと後編は戦闘中にふざける場面が増えるためそこに萎える人は萎える可能性も。
でも全編通してヴィタがいるからこそ雰囲気をよく保てている部分はあるのですよねぇ。
それこそ15時間プレイしてもまったくダレることがないシナリオというのはそれだけでかなりの完成度です。
※ギャグ漫画的なノリが肌に合うなら。
おちんちんランド
ではここからおちんちんランドのお話。
本ゲームのイベントシーンはレズ、ふたなり、ノーマルの3つがあります。
比率は2:6:2ぐらい。
案外レズシーンが多かったのですが、主要4人に限定するならレズは殆ど無いです。
以下ふたなりシーンの有無についてパーティ8人のイベントシーンをまとめると。
ラウラ:
挿入あり、尻挿入あり、被挿入あり、尻被挿入あり
ルナロア:
挿入あり。被挿入あり、尻被挿入あり
ヴィタ:
挿入あり、尻挿入あり、被挿入なし(尻も「ふたなりは」なし)
ベガ:
挿入なし、被挿入あり、兜合わせあり
ベガの挿入シーンが無いのは残念。
ライアン(男です):
尻被挿入あり
レベッカ:
尻挿入あり
メリッサ:
ロノア:
ふたなり系イベントなし
ロノアのふたなりイベントはないですかねぇ。
挿入被挿入問わず。
脳破壊されるイベントは?
ガチでヤラれるシーンはないですが、身内ノリでやるシーンはあります。
一応直前に回避用の選択肢も出ます。
反面、戦闘中にガチで脳破壊するシーンもあります。
まぁ敵なので全く問題ありませんが。
ネタバレまとめ
作品全体を通して、とにかく丁寧に作られたストーリーと見た目の演出が光るゲームです。
プレイできるのがギャグ漫画のノリを許容できる人なので多少遊び手を選びますが、
問題ないのであればシナリオ面は非常に良くできたものです、
エロシーンについてもレズ、ふたなり、ノーマルと多様なニーズを捉えており、
メインのふたなりについては殆どのふたなり愛好家には刺さるものでしょう。
ただ絵柄にエロスを感じるかは人それぞれ。