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【戦闘エロ】セイントギアフォース 感想レビュー

【戦闘エロ】セイントギアフォース 感想レビュー

サークル「メタモルフォーゼ」さんより2023年06月28日発売の
「セイントギアフォース」の感想記事となります。

先に総評を書いておくと、まさに体験版が体験版してる作品。

【戦闘エロ】セイントギアフォース 感想レビュー

美麗グラフィック



良いところの1つ目はやはりグラフィック。
イラストレーターの「のしまさ」氏を起用し、美麗なイベントスチルや立ち絵が作品を彩ってくれます。

特に立ち絵は主人公とその友人、先輩の戦士と
更に戦闘時の各種拘束や一度特殊衣装の立ち絵があるので見た目もかなり豊富。

若干「パースの効かない立ってるエロ」に慣れてなさを感じますけど。
それ以外は全く問題なし。

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独自戦闘エロシステム



本作の特徴はその独自戦闘エロシステム。
RPGツクールなどを使わず、Unityで1から作られているもの。

敵の行動が視覚化されているところに、自身の行動を当てはめていく形式。
ただの殴り合いではなく、敵の攻撃に合わせたカウンターやパリィで戦闘を有利に進めていく頭脳戦です。

では敵のエロ攻撃も視覚化されているのだからすべて回避できるのかと言われればそうでもなく。

【戦闘エロ】セイントギアフォース 感想レビュー

戦闘状況、主人公のステータスや状態異常、バッドステータス。
それらが色々合わさると行動が全部エロ技で埋まったり、回避が一切できない状況にもさせられます。

戦闘エロにおいてわざとらしさを必要としないシステムは非常に相性が良い。

【戦闘エロ】セイントギアフォース 感想レビュー

また目隠しをされると相手の行動が一切わからなくなるなど、
主人公の状態に合わせた戦闘演出に一役買っています。

【戦闘エロ】セイントギアフォース 感想レビュー

問題点



で、個人的な評価ではこのゲーム、
すべてを台無しにするぐらい大きな欠点があります。

それが「視覚的演出の少なさ(弱さ)」

厳密には全く無いわけではないのですが、咄嗟の判断にはかなり使えません。
これはUIと視覚効果の両方にあります。

因みにフレーバーテキストには表示されるため、
一応文字を追えば誰が何をやってるのかはだいたいわかります。

ただ音声がない作品で、主人公は絶頂したというテキストだけ表示され、
画面の明滅や潮吹き画像、オノマトペもなくすぐ次の行動に移るというのは弱すぎないかという話。
ヤりすぎると返って鬱陶しくなりますけど。

【戦闘エロ】セイントギアフォース 感想レビュー

UI面で見れば、例えば上記の画像はどこまで行動終了しているか。
答えは左2つが終わってる状態。

2つ目と5つ目を見比べるとピンクのモヤが掛かっているのが見て取れますが、
あのモヤがなくなると行動が終わっているということ。

正直パッと見わかりませんね。
グレースケール化するとか削除するとか遣り用はもう少しあるでしょうに。

因みにですけど敵を倒した場合もその敵の行動はバーに残り続けます。

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総評;体験版が体験版してる



本作の総評は
絵の美麗さと独自戦闘エロシステムが良い反面、視覚的な演出は非常に弱く
個人的には「いつの間にか戦闘が進んでいる」という感覚が付き纏っていました。

エロい絵があれば万事OK大丈夫という場合は独自戦闘システムもありオススメ。
システムに物足りなさを感じるかは人それぞれ。

まぁそれ以外にもツッコミどころはあるんですけど。
しかしてこの辺は体験版をやればわかります。

あと体験版でローターを入れたまま戦闘しなければならない状況にさせられますが、
ラスボス手前の戦闘も「人質を盾に胸と股間の愛撫装置を装着させる」という
終盤なのに体験版と全く同じ強制バッドステータスをつけております。

いや体験版のチンピラならわからなくもないけど、
最終盤の人質の使い方が全く同じってどういうこと?

またそれ以外の強制バッドステータスと言えば媚薬が蔓延するぐらい。
つまり(戦闘エロに限定すれば)敵の種類以外は体験版以上にも以下にもならないということです。

私、記事は書いてないですけど前作でもこれと同じ評価をしてるんですよねぇ。
そういう意味では凄く良い体験版なのかもしれません。


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