記事のタイトルとしては一作品になりますが、
内容としてはサークル「みるくめろん」さんが発売しているCG集シリーズの
クールな探偵少女の身体を隅々まで調査してみた聖女様との爛れた日々浴衣の無感情メカ少女に快楽を教え込みましたの内容を含みます。
そしてこの記事の目的は紹介というよりも疑問。
作品クオリティ
まずCG集として見て、イラストのクオリティは非常に高いものです。
このクオリティで衣装や挿入といった差分を含め70枚程度あり、
しかも値段は100円,200円です。
破格もいいところです。
作品としては「アイオライトリンクR」というオンラインゲームのキャラクターを用いていますが、
原作に興味がなくてもCG集単体での完成度はかなり高いです。
ということでイラストが気に入ったのなら購入して損はありません。
では何が疑問か。
基本CG枚数と総ページ
まずこの作品、基本CGでいうと3枚しかありません。
立ち絵っぽいのと体位が2つ。
これは3作品とも共通です。
ただそれが問題になるかと言われれば、それでもクオリティを考えれば破格です。
しかしサンプルにはこうも書いてあります。
「発売から28日間は220円。それ以降は1100円」と。
※聖女様のみ110円→550円
※基本CG3枚 総ページほぼ同じ という条件で聖女様のみ安いのはこの際放っておきます
つまり基本CG3枚のCG集が1100円になるわけです。
昨今の同人界隈からしてみれば明らかに高額となってしまいますが、
まぁこれ自体は損益分岐点とか版権料とかを鑑みれば
問題視はされど法外かと言われたらそうでもないかもしれません。
サークルとしては恐らくスタートダッシュ需要を見込んでの戦略だと思いますし。
じゃぁ何が問題か。
優良誤認ではなかろうか
これ。
例えばサークルさんの過去のCG集を見ると基本CG数がサンプルに書いてあったりします。
しかしてこれだけなら版権元の取り決め等により書けない場合があるので
ここだけでとても問題になることはありません。
しかしサンプルCGの構成を見ると疑問は残ります。
例えば上記のサンプル画像、左上は左下のシーンと同じ基本CGの左右反転角度違いであり、
真ん中は本編上の立ち絵ですが、サンプルの一枚目はそれを左右反転しているため
流し見すれば新規CGに見えてしまうこともあります。
一番右は本編に収録されているものの90度回転です。
サンプルの三枚目は一部分を切り出して角度変えて並べているため、さも違うCGのように見えます。
つまりサンプルだけだと基本CGが5,6枚はあるように見えるのです。
蓋を開けてみたらエッチシーンに限れば2枚しかないと言われたら、ユーザーはどう思うのでしょうね。
ついでに指摘しておくと、サンプルCGとして商品ページに掲載されているものは
『商品の中に含まれています』
つまり万一商品とサンプルが異なると言われた場合も
『サンプルは商品の一部』という言い訳は成り立つわけです。
因みに過去作の漫画だと2話構成なのに1,2話のサンプルCGが同じだったり、
ASMRも2話構成なのにサンプルは2話の内容も含めて書かれていたりします。
商品説明には一応書いてあるのですが、そういった販売戦略を取ろうとしているのは見えます。
とはいえここに書いてきたことは発売直後に購入するなら一切気にならない部分です。
スタートダッシュ需要を重視するなら納得はできます。
ただ少しでも誤解を招く販売方法は避けるべきです。
これはサークルの信頼の問題です。
現にDLsiteに残っている最古の作品が「2021年05月31日」発売になってますが、
全作品の売行きを見るとある地点から一気に下がっています。
まぁそれもわかってての販売戦略かもしれませんけどね。
作品もサークルも両方スタートダッシュ狙いだと。
(因みに需要層が異なるもののFANZAは壊滅的っぽい)
自分の感想としては、こんな姑息な手を使わなくても十分戦える魅力が作品にはあります。
しかし姑息な手を使えば使うほど、作品ないしは商品の魅力とは下がっていくものです。
まぁ何が言いたいかというと、このサークルの作品は
発売一ヶ月以内に買え