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【ふたなり】イミテーション・ルージェ 紅のガラテア 感想レビュー

【ふたなり】イミテーション・ルージェ 紅のガラテア 感想レビュー

サークル「CARYO」さんより発売の本作。
サークル名とふたなりで検索をかけると2002年に発売の作品が該当しますが、
恐らくそれぐらいにはふたなりをメインで扱ってなかったサークルさん。

そんなサークルさんがふたなりをメインに添えたのならどんな作品になるだろう、と。

ただ最初に書いておくと、
あくまで個人的な意見ですが「商品説明から連想される作品内容と割と違う」

本記事は最初エッチシーンはどうか。
次にオススメできる部分はどこか。

【ふたなり】イミテーション・ルージェ 紅のガラテア 感想レビュー

エッチシーン



エッチシーンは16個。

で、実は商品説明に12枚基本CGが描かれており、
別シーンで同じ基本CGの差分になってるものもあるため、
殆どのシーンが商品説明をしっかり見れば把握できます。

逆に捉えればそれらが肌に合えば間違いないとも言えます。

して商品説明に「苦痛も懊悩も全て塗り潰す強烈な快楽をねじ込まれ、
孤独な殺し屋の心と体は壊されていく…」と書いてあるのも正確と言えば正確。

指摘するなら、極太チンポぶち込まれても割とすぐ喘ぐぐらいには快楽に慣れている
+ゲーム内日数にして5日ぐらいで普通に快楽を享受しているため
「壊されていく」過程がそこそこ早め。

【ふたなり】イミテーション・ルージェ 紅のガラテア 感想レビュー

ふたなり要素



そして商品画像に「殺し屋×ふたなり少女」と銘打たれていますが
ふたなりは3シーンである。
※一応もう一つありますが個人的にはノーカンにしたい

かつこのクロウフィにはそれ以外のエッチシーンも同数あり、
竿役をほぼ大男のシュラムが担当している状態。

加えてふたなりシーンが「明確に」ふたなりである必然性もなければ
クロウフィにペニスが生える要因も明確にされてないため
個人的にはなぜふたなりにしたんだろうという疑問点が残ってます。


ただふたなりエッチシーン自体はエロいです。
一つはハートフル……ハートフル?
とりあえずハートフルなふたなりセックスをしていますので。



総じてエッチシーン全体については多少モヤッとするものの
商品説明を見てイラストとシチュエーションが合えば全く問題なし。

ふたなりも数は少ないですがシーン自体は良いものです。

この2点が問題ないなら「エロゲー」として購入しても万事OK。

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シナリオゲー



次にオススメできる部分の話。

何についてもシナリオで重要なのは起承転結と言われますが
私はそれよりも「動機」という要素を重要視しています。

これについて本作はすべてのキャラ、
それこそ主人公ら2人のメインキャラだけでなく
脇を固める人物の動機もしっかり汲み取れる話運びをしています。

【ふたなり】イミテーション・ルージェ 紅のガラテア 感想レビュー

なぜ主人公は「怪物」の調教を受け入れたのか。
なぜクロウフィは「怪物」だったのか。
殺し屋である主人公がなぜ「そういった行動」に至るのか。

たくさんの「なぜ」の繋がりが物語の結果になり
「なぜ?」を残さないとても綺麗なストーリーに仕立てられています。

本作はマルチエンドで4つのエンディングがありますが
3つは前述の通りエロゲーとしての完成度。
残るトゥルーエンドは物語としての完成度。

どちらも楽しめる作品となっています。

【ふたなり】イミテーション・ルージェ 紅のガラテア 感想レビュー

まとめ:シナリオ面でオススメ



エロゲーとしては、ふたなり要素に過度な期待をしなければオススメ。
反面シナリオゲーとしては期待をしまくっても大丈夫な完成度です。
いやオススメできるかは世界観的なものがあるんですけどね。

ストーリーには然程関わりませんが、本作はサークルさんの過去作
イルマ&ミリィ The UNDER COVERsD.S.E 絶対深姦
の世界観を引き継いでいます。
故に(サンプルCG見ればわかりますが)結構SF入ってます。

設定としては主人公の所属する組織が「イルマ&ミリィ」で壊滅したオンズロー商会の傘下だったこと。
「D.S.E 絶対深姦」は過去にこういう事がありましたぐらいですが
それの主人公が本作にもいるのと、あるキャラの出自に関わってます。

とはいえ未プレイでも特に問題はありませんが
ガチの裏社会モノじゃないよというのは人によっては気になるところか。

あと実は主人公が仕事着で犯されるCGがほぼない。