ふたなりと戦闘エロが好きだから

主に同人ゲームのふたなりと戦闘エロに関する感想/レビューを書いています。

【戦闘エロ】メスガキ従者と淫魔ノ剣 感想レビュー

【戦闘エロ】メスガキ従者と淫魔ノ剣 感想レビュー

サークル「b-b」さんより2023年08月06日発売の
「メスガキ従者と淫魔ノ剣」の感想記事となります。

最初に少し欠点について触れ、戦闘エロについて書いていきます。

【戦闘エロ】メスガキ従者と淫魔ノ剣 感想レビュー

欠点1:整合性の取れてないAIイラスト



本作はAIイラストを利用しています。
昨今ではゲームでの使用にある程度耐えうるレベルでの整合性は確保してきているので
AI画像を使っていること自体が欠点ではありません。

しかし本作のAI画像は昔ながらの整合性取れてないやつです。
サークル一作目の赤髪ツインテールよりはかなりマシになっていますが、
昨今の作品として見るなら随分雑だと思うところ。

因みに通常時と戦闘時で服装が変わるのですが、これについては特に言及がありません。
なぜ変わるのかもわかりません。

【戦闘エロ】メスガキ従者と淫魔ノ剣 感想レビュー

欠点2:ゲームバランス



本作は快適に進めるためのチート武器が用意されているのですが、
レベルと装備を更新すればラスボスが2ターンで倒せるバランスです。
別にチート武器を使う必要すらありません。
シナリオ上、お金を稼ぐ必要もあまりありませんし。

そんなバランスであるため、普通にプレイすると戦闘エロを満喫することはできません。

ではそんな欠点を持ちながらも私の最終評価がどうなったかと言えば


コンセプトを実現できていれば大変エロい

【戦闘エロ】メスガキ従者と淫魔ノ剣 感想レビュー

戦闘エロの仕組み



本作の戦闘エロはSPを減らしてくるエッチ攻撃と
ボスの使用する拘束技と、ボス戦時にHPが0になると発動する捕獲技があります。

本作はSPが0になると「オーバーヒート」という行動不能状態になり、
一方的に攻撃を受けるピンチでエロいシステムになっています。

そのため敵はこちらのSPを減らす行動を頻繁に行う……なんてことはありませんが、
魔法障壁がなくなることで敵の攻撃を受けるようになるさまは、
少女達が非力であることを演出できてよい仕組みとなっています。

装備更新するとオーバーヒート中もダメージ受けませんけど。

【戦闘エロ】メスガキ従者と淫魔ノ剣 感想レビュー

そのため実はこのゲームの最大のダメージ要因は第3ステージの防御力無視攻撃だったりする。
なおラスボスの攻撃は流石にSP0だと即死する威力になる。
SP残ってると大して喰らいませんけど。

【戦闘エロ】メスガキ従者と淫魔ノ剣 感想レビュー

戦闘エロ演出の種類



ステージは4つで戦闘エロの演出もそれぞれ分かれており、
人間、触手(海洋生物)、機械姦、オナホ改造と豊富。

SP減少攻撃もお尻を触られるものから触手をぶち込まれたりアクメビームを受けたりなどなど。
ステージによって演出が異なり画像も個別に用意されているので、
次はどんなのが来るのかと期待感を持ってゲームを進められます。

【戦闘エロ】メスガキ従者と淫魔ノ剣 感想レビュー

拘束状態



オーバーヒート状態でボスの拘束攻撃を受けると立ち絵も拘束状態に変化します。
これも4ステージ2人分あるため見た目の変化は豊富。

なお商品説明には「敵の攻撃が一気に集中する」と書いてありますが、
実感できるほどの変化はありません。
というか装備によるゲームバランスがほぼ0か即死のどちらかであるため実感しにくいのがあります。

ただ第4ステージの拘束技のみ受けた瞬間HPが残っていても即死です。
全く抵抗できないさまが大変エロい。

【戦闘エロ】メスガキ従者と淫魔ノ剣 感想レビュー

捕獲状態



拘束状態を経由する必要はありませんが、ボス戦でHPが0になると捕獲状態に移行し戦闘から離脱させられます。
戦闘中に戦えなくなった仲間が捕獲立ち絵で表示される様は大変エロい。

そしてシステム上も味方が減ってしまうためとても不利になる!
と説明されているのですが、先述の通りゲームバランス上どうってことないです。
しかも捕獲された状態でボスを倒すと捕獲絵が表示されっぱなしになるバグがあるので、
捕獲されたらボスを倒さない方が良いです。

【戦闘エロ】メスガキ従者と淫魔ノ剣 感想レビュー

2人パーティの真髄



個人的に本作の戦闘エロを最も彩っていたのは従者がいることでした。

主人公は魔法使いで、従者は物理担当というパーティ構成です。
そして主人公は常にSPが回復するようになっており、
逆に従者はSP回復手段を(アイテム以外に)持ちません。

このため従者はオーバーヒートになりやすく、それを補助するのが主人公という形になっています。
これがちゃんと機能していればとてもエモい関係になっていたのですが、実際は言わずもがな。
ぶっちゃけ主人公の回復量がでかすぎる。

【戦闘エロ】メスガキ従者と淫魔ノ剣 感想レビュー

実はこのSP回復手段がないという状態、
従者自身でオーバーヒートを解除できないというシステムになっています。
(実際はオーバーヒート状態でも「なぜか」自分でアイテムを使えるため
回復した分をエッチ攻撃で減少させられない限りは解除できます)

つまりアイテムが使えない仕様だったならば、
主人公がSP譲渡技を使って立ち直らせない限り無防備になり続ける素晴らしいシステムです。

つまり主人公が先に戦闘不能になって捕獲されたら
SP0になった従者は嬲られ倒されるしかないということです。

そんな状態になったらすこぶるエロい。

【戦闘エロ】メスガキ従者と淫魔ノ剣 感想レビュー

まとめ:コンセプトの実現力不足



総評は最初に書いた通り
コンセプトを実現できていれば大変エロいです。
※因みに私がこのゲームに感じたものがコンセプトでない可能性は大いにあります。

すべての要素にエロスを増大させる作用がありつつ、
システム上それを享受するにはプレイヤーがわざとやるしかない。

わざとやれる分だけエロいことはありますが、
それが戦闘の仕組みの上で発生してこその戦闘エロでしょう。

AI画像の整合性をもう少し何とかして、ゲームバランスを整えれば化けるとは思うのですけどね。

あとゲームのタグについている「ふたなり」はラスボスとおまけボスのものです。
ラスボスはラスボス自身がふたなり。
おまけボスはこちらがふたなりになります。

ただおまけボスはこのゲームの醍醐味であるオーバーヒート状態にならないのですよねぇ。
ターン経過の強制敗北なんでそれまでに倒せってやつですけどね。
オーバーヒートした方が無力感を演出できて良いと思いますけど。





因みにタイトルは「メスガキ従者と淫魔ノ剣」になってますが、メスガキ要素は特にないです。
というか従者はまともで、主人公も(若干の)天然バカというだけでメスガキではないです。

どちらかというとラスボスがメスガキに該当するかと。
淫魔ノ剣は最終盤にチョロっと出てくるだけです。
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