サークル「KineticDog」さんより2023年08月08日発売の
「Ruled by Rule ~規則支配~」の感想記事になります。
最初に2つの難点をあげて、以降は戦闘エロに関する話です。
実際難点は3つありますけど、その1つは翻訳に関するものなので気になる人は体験版をプレイしてください。
戦闘エロとしては翻訳はほぼ気になりません。
欠点1:動作がかなり重い
会話や通常戦闘時にそこまで重さを感じることはありませんが、
戦闘エロになると途端に不安定になります。
調べてみたところ、戦闘エロが始まった途端RAMを6GB消費していました。
これは私のPCのRAMが8GBのためこれだけで済んでいますが、
16GB積んでいるならもっと行くと思われます。
また通常時も常にグラフィックボードのファンが動いているので、
オンボードで正常にプレイできるかはわかりません。
対処法として、ウインドウモードで画面を小さくすればある程度はRAM消費量を抑えられます。
※ただアップデートにより更に消費量が上がった気が…。
それでもエロ立ち絵の切り替えなどでラグが発生することはあるので、
ミドルスペックのゲーミングPCとかでないと快適なプレイは難しいものかと思われます。
原因は恐らく個々の画像の大きさ。
ファイルサイズを見る限りかなり大きいのかなと。
正直、ツクール製のアニメーションなし2DRPGでよくここまで重くできるものだと感心する。
欠点2:敵はおっさんのみ
まぁおっさんであることは別にいいのですが、
恐らく戦闘エロの立ち絵の関係で雑魚からボスまで全員ハゲデブのおっさんという見た目の変わらなさ。
しかも一般人まで同じハゲデブのおっさんです。
※こちらは一応理由付けらしきものはありますが。
ゲームのボリューム自体がそこまで大きくないので飽きる前にプレイし終わりますが、
飽きやすいものかと。
以上、欠点終わり。
世界観
本作は「世界のルール」と呼ばれる強制力が作用する世界になっています。
主にエッチな方面で。
例えば主人公達は治安を守る立場でありながら非常に露出の高い服装をしています。
これも世界のルールによりそれが当たり前のことと思わされているだけです。
なお思わされているのは主人公達だけなので、一般人から見たら当然変な格好。
それ以外にも「膣内射精をされると絶対に絶頂する」などの戦闘エロ的なルールもあります。
敗北ルート
普通のRPGのように敵を倒して目的を達成することがクリア条件にありますが、
敗北した場合も奴隷モードという常におっさんにつきまとわれる状態に移行します。
所謂敗北ルートですが、こちらのモードでもエロのメインは戦闘エロ(というより立ち絵エロ)です。
一応「戦闘」をすることもできるのですが、
既に敗北している状態からの戦闘であるため出来レースのような雰囲気があります。
そういうシチュエーションが好きな方には一興。
またこちらのモードでのみ世界のルールを自由に設定できます。
というか通常プレイ中はこの独自世界観があまり享受できないので、
本作のメインはこの奴隷モードにあるといっても過言ではありません。
最初から設定されているルールを除けばおよそ20種ほどのルールを設定できます。
感度が上昇しやすくなるものや防御ができなくなるものなど様々。
中には戦闘開始直後にエロ技を喰らって何もすることなく敗北するルールもあります。
戦闘エロ
では本命の戦闘エロ。
本作の戦闘は少し特殊で、フロントビューで見える敵以外に
主人公達にバッドステータスとしてまとわりついている雑魚が居ます。
この雑魚はターン開始時に必ず補充されるようになっています。
本作は攻防すべての行動でエネルギーを消費し、エネルギーが0になるとダウン状態に移行します。
この時に雑魚がいると挿入攻撃へと移行する仕組み。
雑魚の妨害行動
更に雑魚がいると一定確率でこちらの攻撃が失敗したり、
敵の攻撃を受け流せなかったりします。
また敵の攻撃を受け流せない場合はエネルギーが必ず0になるようになっているため、
如何にして雑魚を散らし敵の攻撃をかわし続けるかが重要になります。
裏を返せば、一手のミスで途端に不利になってしまう様は大変エロい。
因みに発売当時は雑魚が増えた場合の妨害の確率が非常に高かったのですが、
現バージョンではヌルゲーレベルで低くなっています。
※初手で雑魚を全員散らせる最強装備をつけている場合に限りますが。
個人的には初期バージョンぐらいの確率の方が理不尽で好きなのですけどね。
エロ攻撃の種類
敵のエロ攻撃はカットインで表示され、効果は同じなれど様々なパターンがあります。
マン的、スパンキング、焼きごて、スタンガンなどなど。
あと一応浣腸排泄もあります。他と効果が変わりませんけど。
立ち絵変化の種類
先述の通り敵がおっさんしか居ないとは言え、立ち絵変化の種類(体位)は豊富です。
背面座位や押さえつけての後背位、種付けプレスなどなど。
更に戦闘の状態によってヘッドロックの有無=主人公達の従順度が変わるため、
従順であれば駅弁ファックなどの堕ちた感じのものもあります。
まとめ:絵柄が合えば戦闘はエロい
総評として、絵柄に癖はあり敵もハゲデブのおっさんしかいませんが、
そこに問題がなければ立ち絵の変化は豊富で結構エロスを感じられるかと思われます。
ただ快適にプレイする場合の要求スペックが高すぎるのが最たる問題。
昨今の同人ゲームでも3D作品であればかなりハイスペックを要求するものはあります。
しかし本作はツクール製のアニメーションもない2Dゲームです。
正直その見た目からは考えられないぐらい処理が重いので、
画面サイズを小さくして画像も縮小しないと万人受けするスペックにはならないでしょうね。