【その他】私の、お父さん 感想レビュー

Q.血縁がなかったら父子でもセックスしていいの?
A.民法上養子縁組なら近親婚に該当しないとなってるので
親族関係の届け出を破棄して
DNA上の血縁関係がないことを証明できれば良いんじゃないですかね?
あくまで証明できればですが。
サークル「TIES」さんより発売の
「私の、お父さん」の感想記事でございます。
父親を好きになっても実の親子じゃなきゃ良いよね?

父:妻が浮気をしてるかもしれませんが確証は持てません。どうすればいいですか?
娘:ボイスレコーダー(多分)入れとくね(※本作でその内容は明らかにされません)
父:娘が性的に迫ってきます。どうすればいいですか?
娘:お母さんが酷い人だから私がパパを守るの
父:娘と以前セックスしてしまいました。どうすればいいですか?
娘:DNA鑑定結果みせたよね、だから問題ないの
といった感じの内容になっております。
実は作品内で「妻が浮気してること」は確定してなかったりする。
あくまで妻の態度と娘の勘でそうと予測されているだけであり
本当に仕事をしているだけという可能性もある。

この作品の良いところは恐らく娘の腹黒さと心理的誘導。
・自分の父がどのような精神状態にあるかを把握し、
・自分の行動で更に父親を追い込み、
・自分に依存しなければならないように操作する。
そんな娘さんの思惑が語られながら
父親がどんどんドツボにハマっていくさまは大変興奮します。

父親も意思が弱いのではなく、
妻の裏切り(未確定)と娘の奸計により精神が脆くなり
そこへ透かさず甘言を放り込まれることで諦めている節が強い。
そういう点ではこの父親は女難の層があります。
一応娘さんが「ヤン」ではないので、その点は救いがありますけど。
(ヤンっぽいことやってはいますが)
事の発端も純粋な恋愛感情に「母親の不貞」が重なったためで
母親がまともだったら気持ちを押し留めていたと回想されています。
なおその回想で、母親も自分が子どもの頃はかなりまともだった描写がされています。
つまり実はこの話、娘がヤバいから母も不貞に走った可能性もホレ存。
そういうドロドログチャグチャで救いのなさそうな話が好きなら大変おすすめ。
(※あとがきには「娘は純粋にパパがすごく好き」とは書かれています)
娘「計画通り」